メッセージに画像やメロディをつけて送信する 

〜Outlook Express 5.0対応です!〜

電子メールでは、メッセージ本文にファイルを付けて送信することができます。
この機能は一般的に”ファイル添付”とよばれています。
ここでは、その”ファイル添付”メールの送受信の手順と、添付する際の注意事項
について表記しています。


-画像やメロディを添付してメールを送信する-

普通にメールを書いた後、「添付」ボタンをクリックする。

「添付ファイルの挿入」画面で添付したいファイルをクリックする。

「件名」の下の「添付」行に選択したファイルが表示されていることを確認して、送信する。

 


-画像やメロディが添付されたメールを受信する-

「受信トレイ」の一覧画面で「送信者」の左側にクリップマークがついているものが

添付ファイル付きのメール。

添付ファイル付きメールを開くと、データファイルはファイル名のみが表示され、

画像はメール本文中に埋め込まれた形で表示されている。

メールから添付ファイルのみを取り出すには、「ファイル」から「添付ファイルの保存」を選択するか、

取り出したいファイルを「添付」行で右クリックする。

どちらの場合も「添付ファイルに名前を付けて保存」画面で

保存したい場所を選び「保存」ボタンをクリックする。

この時、添付ファイルはメールからコピーされた状態なので、

取り出した添付ファイルを削除してしまっても元のメールが残っていれば、再度取り出すことが可能。

 

-ファイル添付するときのマナー&注意事項-

ファイルサイズに注意

添付ファイル付きのメールはメッセージのみのメールよりも送受信に時間がかかる。

サイズの大きなファイルを添付したときは、予想以上に通信時間がかかるので

受信する相手のことも考えて50KBくらいのサイズにとどめておいたほうがよい。

特に画像ファイルは保存形式によってサイズがかなり違う。例えば、送りたい画像がBMP形式の時

画像編集用ソフトを使ってJPEGやGIF形式に変換するとサイズがかなり小さくなる。

ファイル圧縮は必要か

LHAやZIPなどのファイル圧縮ソフトを使えばファイルサイズを小さくすることができるが、

メールでファイルを送る際に必ずファイルを圧縮しなければならないというわけではない。

先に延べたJPEGやGIF形式は圧縮してもサイズはほとんど変わらないので、そのまま送ったほうが良い。

また、ファイル圧縮ソフトはWindows、Machintosh、UNIXなどのOSの種類によって形式が違うため、

相手が同じOSで、同じ圧縮ソフトを使っていれば良いが、

そうでなければ受信者は圧縮ファイルを解凍するソフトをインストールしなければならない。

ファイル圧縮ソフトはメール送受信者共にファイルの圧縮、解凍に慣れていて、

かつ、どうしてもメールで大きなファイルを送らなければならない場合にのみ使用すべきだろう。

いきなり開くのは危険

Outlook Expressではメールといっしょに送られてきたファイルをその場で「開く」という機能もある。

しかし、ExcelやWordなどのデータファイルや、拡張子が「.exe」となっている実行形式のファイルは

ウイルスに感染している可能性があるので、その場で開いてはいけない。

また、いったんメールから取り出した後であってもすぐには開かず、

ウイルス対策ソフトなどでチェックしてから開いたほうが良い。

ウイルスの感染原因の中で最も多いのが、ExcelやWordのデータファイルに潜む

「マクロウイルス」というタイプである。

この種のファイルはファイルを開くだけで感染してしまうのでExcelやWordのデータを頻繁にやり取りする人は、

ファイルを開く前にウイルスをチェックする習慣を付けておいたほうが良いだろう。